精油名・画像・特徴
Name & Image of Essential Oil & Trait
主な成分
Primary Constituents
主な作用
Primary Functions
注意・効果・応用・薀蓄
Notices, Applications, Efficacies and Eruditions
科名
Family Name
抽出部位・方法
Sampling parts & Methods
主産地
Primary Habitats
ラベンダー
(Lavender)
Lavandula angustifolia
Lavanfula officinalis

さわやかで柔らかいフローラルな香り

<オキサイド類(酸化物類)>
1,8−シネオール
(別名ユーカリプトール)
(抗ウィルス作用)
(去痰作用)

<モノテルペン炭化水素類>
オシメン

<モノテルペンアルコール類約35%>
リナロール
ボルネオール
αテルピネン
ラバンジュロール

<エステル類>
酢酸リナリル約40%
ラバンデュリルアセテート

<ケトン類>
カンファー

<セスキテルペン炭化水素類>
カリオフィレン

<主 Primary>
鎮痛作用
鎮静作用
殺菌作用
消毒作用
強壮作用
細胞成長促進作用

<補 Secondary>
強心作用
血圧降下作用
健康回復作用
抗ウイルス作用
抗うつ作用
抗痙攣作用
抗炎症作用
瘢痕形成作用

<注意 Notices>
適量を守って利用する

<効果 Efficacies>
緊張やストレスを緩和させる効果
安眠を促す効果
頭痛、月経痛、筋肉痛などの痛みを緩和させる効果
血行を促進させる効果
日焼けややけどの炎症を抑える効果
ニキビ、虫刺され、水虫などを改善させる効果

<応用 Applications>
フェイスパックとしての利用
芳香浴としての利用

<薀蓄 Eruditions>
高地で生育するラベンダーほど香りが良いとされている
学名は「洗う」「青みがかった鉛色」の意味
ラベンダーは常緑潅木
鎮痛の3大オイル(ラベンダー、クラリセージ、スイートマジョラム)

シソ科
花と葉
水蒸気蒸留法
フランス
ブルガリア
オーストラリア
イギリス
イタリア
日本

クラリセージ
(Clary Sage)
Salvia Sclare

フルーティーで苦味の有る甘い草の香り

<エステル類約70%>
酢酸リナリル=鎮静・抗炎症

<アルコール類約20%>
パルメソール=集中力減退
<モノテルペンアルコール類>
リナロール=緩和作用
<ジテルペンアルコール類>
スクラレオール=エストロゲン様作用

<セスキテルペン炭化水素類>
ゲルマクレンD

<主 Primary>
鎮痛作用
ホルモン調整作用
?うつ作用
緩和作用
鎮静作用

<補 Secondary>
筋肉痛緩和作用
月経痛緩和作用
免疫力向上
通経作用
月経促進作用
分娩促進作用
精神安定作用
血行促進作用
催淫作用
女性ホルモン様作用

<注意 Notices>
妊婦は使用を控える。
妊婦、がん患者、重病患者は使用を避ける。
集中力が散乱する効果在るので、運転や危険な作業は控える。
頭痛や吐き気を催す事が在る。

<効果 Efficacies>
緊張や不安を緩和させる効果。
混乱を改善させる効果。
月経不順を改善する効果。
血行を促進して体を温める効果。
髪の毛の成長を促進させる効果。
回復期に免疫力を向上させる効果。
筋肉痛や月経痛に強い緩和効果。
更年期障害改善効果。

<応用 Applications>
婦人系のトラブルを改善する為のマッサージ・オイルとしての利用。
緊張や極度のストレスを和らげる為の芳香剤としての利用。
性行為の促進と強壮の為のマッサージ・オイルとしての利用。

<薀蓄 Eruditions>
ラテン語の「クラルス」は明るい、清浄なの意味。
鎮痛の3大オイル(ラベンダー、クラリセージ、スイートマジョラム)

シソ科
花と葉
水蒸気蒸留法
フランス
モロッコ
イタリア
ブルガリア
ロシア
ニュージーランド
スイートマージョラム
(Sweet Marjoram)
Origanum majorana

スパイシーで温かみが在るすっきりした香り

<モノテルペンアルコール類約50%>
テルピネンー4−オール
ツヤノール4
αテルピネオール
リナロール


<モノテルペン類約40%>
サビネン
シメン
γ-テルピネン
βピネン
リモネン

<エステル類>
酢酸リナリル

<主 Primary>
鎮痛作用
加温作用
血圧降下作用
強壮作用

<補 Secondary>
鎮静作用
鎮痙作用
去痰作用
血圧降下作用
抗菌作用
神経強壮作用
うっ滞除去作用
自律神経調整作用

<注意 Notices>
妊婦には不向き

<効果 Efficacies>
不安や孤独感を緩和する効果
ストレスを緩和する効果
冷え性や筋肉痛を緩和する効果
便秘や下痢などの改善効果
月経や偏頭痛の緩和効果
小じわくまを改善する効果

<応用 Applications>
ストレス解消の為のマッサージオイルとしての利用
料理用ハーブとしての利用

<薀蓄 Eruditions>
ギリシャ神話では愛の神アフロディアから贈られた香り
新婚や弔いに使われる
鎮痛の3大オイル(ラベンダー、クラリセージ、スイートマジョラム)

シソ科

水蒸気蒸留法
リビア
エジプト
スペイン
イギリス
ハンガリー
フランス
チェニジア
ベチバー
(Vetiver)
Vetiveria zizanioides
Andropogon muricatus

土の香りのような深い香り

<セスキテルペンアルコール類>
ベチベロール約40%

<セスキテルペン炭化水素類>
ベチベン

<ケトン類約15%>
ベチベロン
ベチボン

<主 Primary>
鎮静作用
血液循環促進作用

<補 Secondary>
強壮作用
抗炎症作用
神経バランス調整作用
催淫作用
抗菌作用
消化促進作用

<注意 Notices>
乳幼児や妊婦の使用は注意

<効果 Efficacies>
緊張をほぐし、リラックスさせる効果
緊張やプレッシャーで低下した判断力を改善する効果
筋肉などの痛みを緩和する効果
疲労を回復させる効果
虫刺されの炎症を緩和する効果

<応用 Applications>
スキンケアやヘアオイルとしての利用
虫除けスプレーとしての利用
発表前などに緊張を鎮める為の芳香として利用

<薀蓄 Eruditions>
ベチバーはベチベソウやクスクスとも呼ばれる

イネ科


水蒸気蒸留法
インド
タヒチ
ハイチ
エルサルバドル
中国
インドネシア
カモミール・ローマン
(Roman Chamomile)
Anthemis nobilis

青臭さの中に甘酸っぱいりんごのような香り

<エステル類約75%>
アンゲリカ酸エステル
アンゲリカ酸イソブチル
アンゲリカ酸イソアミル
メタアクリル酸イソアミル

<セスキテルペン類約3%>
カマズレン

<主 Primary>
鎮静作用
鎮痛作用

<補 Secondary>
抗食欲抑制作用炎症作用
月経調整作用
?アレルギー作用
自立神経調整作用

<注意 Notices>
使いやすい精油だが、適量を守る。

<効果 Efficacies>
生理痛の緩和や女性機能調整効果。
隣接する植物同士の感染を予防する効果。
沈んだ気分を高揚させる効果。
不安を緩和させて、安眠を誘う効果。
関節痛、頭痛、歯痛、肩こりの緩和効果。
乾燥肌、にきび肌、肌荒れの調整効果。

<応用 Applications>
毎日のスキンケア・ローションとしての利用。
感染を予防の為のローションや消毒スプレーをしての利用。
抗炎症ローションやスプレーとしての利用。
ドライハーブのカモミール・ローマンをアルコールに浸して抽出した成分には美肌効果が在るので、化粧水に利用。

<薀蓄 Eruditions>
濃いブルーはカマズレンが基だが、劣化すると黄色に変わる。
カモミール・ジャーマンは一年草で、カモミール・ローマンは多年草。

キク科

水蒸気蒸留法
イタリア
フランス
イギリス
ドイツ
モロッコ
南アフリカ
ゼラニウム
(Geranium)
Pelargonium graveolens
Pelargonium odoratissimum

重厚にほのかな甘い香り

<モノテルペンアルコール類約60%>
イソメントン
ゲラニオール
リナロール

<ケトン類約7%>
イソメントン

<エステル類>
蟻酸シトロシトロネラ
蟻酸ゲラニル

<主 Primary>
鎮静作用
鎮痛作用
抗うつ作用
ホルモン調整作用

<補 Secondary>
強壮作用
血糖値低下作用
抗うつ作用
抗凝血作用
細胞成長促進作用
収れん作用
殺菌作用
消臭作用
癒傷作用

<注意 Notices>
適量を守って利用する

<効果 Efficacies>
うつを緩和して高揚させる効果
ホルモンバランスを整える効果
月経の緊張を緩和する効果
更年期障害を緩和する効果
皮脂のバランスを調整する効果
しっしんややけどなどの炎症を緩和する効果
血圧を調整する効果


<応用 Applications>
皮脂のバランスを整える為のフェイスパックとしての利用
むくみやたむみを和らげる為のマッサージクリームとしての利用

<薀蓄 Eruditions>
多年草

フウロソウ科

水蒸気蒸留法
フランス
仏領レユニオン島
スペイン
モロッコ
エジプト
イタリア
南アフリカ
アルジェリア
マダカスカル
中国
ペパーミント
(Peppermint)
Mentha piperita

クールなスッキリした香り

<モノテルペンアルコール類約45%>
メントール

<ケトン類約30%>
メントン
イソメントン

<酸化物類>
1.8-シネオール

<モノテルペン炭化水素類>
リモネン
βピネン

<主 Primary>
鎮痛作用
冷却作用
刺激作用
健胃作用

<補 Secondary>
強心作用
去痰作用
血管収縮作用
冷却作用
解熱作用
抗炎症作用
頭脳明晰化作用
鎮痙作用
通経作用
発汗作用
収れん作用
殺菌作用

<注意 Notices>
刺激を起こすことが有るので使用には注意
妊婦と授乳期は使用を控える

<効果 Efficacies>
興奮した心を鎮める効果
疲労した心を回復させる効果
意識をクリアにする効果
下痢や便秘を改善する効果
吐き気や乗り物酔いを緩和する効果
呼吸器系の痛みを緩和する効果
頭痛、歯痛、筋肉痛などを緩和する効果
ニキビや日焼けの炎症を鎮める効果
かゆみを抑える効果

<応用 Applications>
筋肉の疲労などを緩和させるマッサージクリームやスプレーをして利用
発汗を抑えるデオドラントとしての利用

<薀蓄 Eruditions>
ペパーミントは多年草

シソ科

水蒸気蒸留法
インド
イギリス
フランス
アメリカ
イタリア
オーストラリア
中国
スペイン
ブラジル
ユーカリ
(Eucalyptus)
Eucalyptus globulus

清涼感の有るクールなミント系の香り

<酸化物類>
1.8-シネオール約80%
(去痰作用有り)

<モノテルペン炭化水素類>
パラシメン
α -ピネン約10%
γ-テルピネン

<主 Primary>
鎮痛作用
殺菌作用
抗ウイルス作用
消炎作用

<補 Secondary>
去痰作用
血糖値低下作用
解熱作用
抗ウイルス作用
刺激作用
鎮痙作用
鼻粘液排出作用
利尿作用
消臭作用

<注意 Notices>
高血圧の人や子供の使用は不向

<効果 Efficacies>
イラついた気分を鎮める効果
頭をクリアにして、集中力を向上させる効果
風邪や花粉症の症状を緩和する効果
免疫力向上効果
感染症の予防効果
頭皮の脂やフケ症の調整と改善効果

<応用 Applications>
消毒・消毒スプレーとしての利用
虫除けスプレーとしての利用
風邪や感染症などを予防する為のルームスプレーとしての利用
風邪の予防の為の芳香浴として利用

<薀蓄 Eruditions>
コアラが主食としてユーカリを食べる

フトモモ科
葉、枝
水蒸気蒸留法
中国
オーストラリア
北アメリカ
メキシコ
スペイン
南アフリカ
ポルトガル
マダガスカル
フランス

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