−健康経済樹立へ向けた次世代型の健康管理−
■健康維持による生活における経済効果向上を支援。
国民健康保険(医療費の3割負担)を利用して年間30万円医療にお金を使う人の場合、実際の費用は年間100万円を生活において負担する必要があります。現在の日本の制度では、この100万円の内、70万円は他人が納税した税金などで賄われる仕組みである国民皆保険制度が運用されています。もしも、この仕組みが機能しなくなる場合、国民健康保険が負担する割合を引き上げる処置が想定されます。仮に、個人が負担する割合が5割となる場合、生活における負担は年間30万円から50万円の負担へ増加し、年収500万円の人はその10分の1を医療に費やすことになります。また、年間500万円で生計を立てている人が60歳で退職し、80歳まで生活する場合、500万円×20年=1億円の蓄えが必要となることが試算できます。つまり、60歳までに1億円相当の蓄財が必要となり、蓄財を行う工夫と蓄財を行わなくても生活を支える経済の仕組み作りが必要となります。ここで、医療に使うお金を0円にすることができれば、50万円×20年=1,000万円の費用を削減できます。また、健康を退職後も維持できれば退職後にも働くことが可能となり、退職時までに1億円の蓄えが必ずも必要ではなくなります。以上の例を背景に、健康を生涯維持することができれば生活の質を維持し、生活における経済効果を向上できることが推論できます。
この課題を解決するために、一般社団法人山梨健康DNA情報バンク(以下、「健康DNAバンク」という。)は、健康DNAバンクの会員(以下、「健康バンク会員」という。)が自分の健康度(健康の状態や病気の傾向など)を把握することができる遺伝子情報、生体情報(体重、血圧、腹囲など)、性格特性などを明らかにする支援事業を行ます。また、健康バンク会員が明らかにした自分の情報を自分で利用できるように教育事業と支援事業を行います。
健康DNAバンクは、健康バンク会員の健康を維持し、健康な寿命を向上させることを主たる目的としています。
組 織 概 要 Institute Information
名 称 | 一般社団法人 山梨健康DNA情報バンク |
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主たる事務所 | 山梨県南都留郡道志村9440番地 |
法人設立の年月日 | 2014年12月9日 |
目 的 |
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代表理事兼理事長 | 山口 則之 |
理 事 | Joe F. Lo、博士(工学) |
理 事 | 並木 幸久、博士(工学) |